2023年7月1日(土)~2日(日)(東北)森吉山(A2)

投稿者: | 8月 24, 2023

(7/2)森吉山周遊乗合タクシーにて宿を6名で出発し、50分程度でヒバクラ岳登山口駐車場に到着する。準備を整え登山開始、穏やかな登りをしばらくすると登山道脇に根曲竹が茂り周辺に銀龍草が現れる。水場を過ぎてヒバクラ岳に向かう途中で御前橘が沢山咲いていて、急な階段を登れば湿原のお花畑となる。日光黄菅をはじめ小梅蕙草等を見ることができた。森吉山の北斜面には2つの雪渓が見られ、そこを通過し森吉山へ到着。山頂には「秋田県立森吉山」の標識が立っており、ここで記念撮影。山頂で昼食を取りメインルートに入った途端、すれ違う人数が多く驚いた。ツアーのグループも複数見かけ、人気の山であることを実感した。阿仁避難小屋を通過し石森のピークを踏み、森吉神社の奇岩及び登頂した森吉山山頂を眺める。森吉神社避難小屋では、リフトを利用した別行動隊と合流し記念撮影。小屋のトイレはバイオ式で、使用後脇にある自転車に似たもののペダルを漕ぐ仕様であった。下山口のコメツガ山荘までは前日までの雨で多くの石が濡れ、滑りやすく足元に注意しながら降りてゆく。雨天時は登山道が川になったであろう形跡があり、雨天時は避けるべきルートである。ちょっと早めの行動に途中時間調整するものの下山口にはすでにタクシーが待っており感激。予定より早く駅に到着することができ、クウィンス森吉にてゆっくり入浴することができた。気の行き届いた手配のL、SLに感謝いたします。今回見られた花、御前橘、日光黄菅、裏白瓔珞、白山千鳥、白山石楠花、白山風露、珍車、苔桃、岩銀杏、小梅蕙草、岩鏡、赤物(岩黄櫨)等(記 o)

                

<今後の同山域への計画に対してのアドバイス等>古くからマタギの里として奥深い秘境であった阿仁地域。この季節~静かなヒバクラ登山口からのスタートが大正解だった。鹿被害もなく咲き誇る沢山のニッコウキスゲが我が一行を待ちかねていたかのような歓待ぶり。また、秋田内陸縦貫鉄道は、この季節ならではの田んぼアートを車窓に楽しむことができ、凝った内装の急行電車は、販売・アナウンス等~一人で何役もこなすスーパー添乗員さんの仕事ぶりに目が離せない。(記 s)

<コースタイム>(7/1)宿(18:40/泊) (7/2)阿仁前田温泉駅(/5:55)=ヒバクラ岳登山口(6:42/6:50)-森吉山(9:51/10:21)-阿仁避難小屋(10:43/10:45)-石森(10:58/11:18)-森吉神社(11:23/11:42)-雲嶺峠(11:57/12:00)-一ノ越(12:03/12:22)-森吉山登山口(13:45)=阿仁前田温泉駅(14:15/)

<参加者> 9名