2024年3月31日(日)十二ヶ岳(富士山周辺)(B1)

投稿者: | 5月 1, 2024

車窓越しに間近に迫る快晴富士山の偉容に歓声を上げつつ、予定より早く大石峠入口駐車場到着。夏日予報、体感温度17℃。林を進み登山口からすぐ渡渉。樹林帯を進み淵坂峠を経て、眺望のないザレ場を急登し毛無山へ。視界が開け富士山と湖や本日の登山コース全容を覗う。岩稜地帯に向けヘルメット装着し出発。俄に一ヶ岳の標識出現、アドベンチャーへの期待感と緊張感。標識を数えアップダウン繰り返して十一ヶ岳。ここから厳しい高低差と斜度の岩場鎖場が続く。左に視線を上げれば威風堂々の富士山を楽しむ余裕を時に忘れつつ、緊張感と高揚感の中足場を確保、L&SLの指示の下慎重に進み、クライマックスの吊り橋へ。這い上るように岩場を三点確保維持し進み、待望の十二ヶ岳山頂を踏む。南に富士山と湖、北に南アルプスの峰々。昼食後、ほぼ尾根道樹林帯歩きの周回コース後半開始。金山でヘルメット脱ぎ、アップダウンを少し重ね、樹林帯の中残り雪や深い落葉と泥濘に足の置場を選びつつ、節刀ヶ岳・金堀山を経て大石峠へ。雲の懸かり始めた富士山の眺望を惜しみ、森の中大小つづら折り(標識では60)をひたすら下る。沢沿いの登山道に下りてきてほどなく、朝登り始めた大石峠入口を反対方向から通り過ぎ、本日の周回コースを実感して駐車場に到着。西湖の温泉で汗を流し、2時間以上の高速大渋滞をようやく抜けて、天候と富士山と河口湖西湖の大展望に恵まれ、事故も怪我もなく帰着。
(記 F)


<今後の同山域への計画に対してのアドバイス等>
ネット情報にあった大石峠入口駐車場にはプレハブ小屋が立ち材木が積まれていて使えず、登山口に向かって細い道を少し入った所に1台駐車スペースがあった。もう少し奥にさらに1台停められそうな場所もある。登山道に入るとすぐ3-4mほどの渡渉があり、少し上流のピンクテープ箇所が渡り易い。十一ヶ岳~十二ヶ岳~金山は吊り橋・鎖場・岩場の連続となる。特に十二ヶ岳山頂からの長くて急な下りは落石も起こしやすいので時間がかかっても一人ずつ通過するのがよい。下山後の温泉は西湖のいずみの湯が近い。
(記 Y)
<コースタイム>
大石峠入口駐車場(/8:10)-大石峠入口登山口(/8:15)-淵坂峠(8:55/9:00)-毛無山(10:00/10:10)-十一ヶ岳(11:00/11:10)-十二ヶ岳(11:45/12:00)-金山(12:45/12:50)-節刀ヶ岳(13:10/13:15)-金堀山(13:45)-大石峠(14:15/14:20)-大石峠入口(15:10)-大石峠入口駐車場(15:15/)
<参加者>5名