2024年2月9日(金)~10日(土)丹沢主脈縦走・蛭ヶ岳ダイヤモンド富士(丹沢)(B1)

投稿者: | 3月 31, 2024

(2/9)メンバーが相模湖駅と橋本駅からバスに乗って三ケ木BSで合流しました。三ケ木BSで他の登山者から、「前日に蛭ヶ岳山荘の小屋番さん2人が、東野から八丁坂の頭までトレースを作ってくれた」との情報を得て、登山口を焼山から東野に変更し、東野バス停で下車。立派な諏訪神社のおトイレを済ませてから歩き始めました。30分歩いたら雪の量が増えてきてアイゼンを装着しました。5日(月)の降雪でひざ下まで雪があり、フワフワ、久しぶりの雪歩きをとても楽しみました。八丁坂の頭を通過して姫次で昼休みをしました。平坦な山頂で富士山と蛭ヶ岳山荘を望むことが出来ました。姫次から一旦下って蛭ヶ岳まで登り返しを頑張ります。頑張って最後の急登を登り終えると、蛭ヶ岳山頂に着きました。15時頃まで見えていた富士山も、夕方には雲に隠れ、残念ながら、念願のダイヤモンド富士を見る事ができませんでした。小屋で一緒になった登山者達と山の経験など話が弾み、交流を深めました。夕飯は定番の蛭カレーを頂きました。
(記:R)
(2/10)朝食は5時30分。普段は味噌汁のところ、今日は特別メニューで豚汁のサービスがあった。暖房の無い一夜を過ごした冷たい体に染みわたり有難い。眺望抜群の山荘デッキから、相模湾方面が朝焼けで空が次第にオレンジ色に染まり、寒さに耐えながら6時36分の日の出を眺める。山小屋は噂通り寒かったが、支度を整え山荘を後にする時「気を付けて」と見送ってくれた山小屋の主人は温かだった。蛭ヶ岳山頂で見事な富士山をバックに集合写真を撮影。昨日は曇りでダイヤモンド富士は見られず残念だったので今日は赤富士を大いに期待していたが、間もなく富士山は雲に覆われ見えなくなってしまった。下山もアイゼンを装着し深雪との攻防。先人がつけてくれたトレースを頼りに時折雪を踏み抜きながらも淡々と黙々とアップダウンを繰り返し塔ノ岳に到着。ここからは長い大倉尾根の急坂を大勢の登山者とすれ違い道を譲りながら延々と下っていく。山道は真っ白な雪道からシャーベット状の雪へ、そしてやがて泥道に変わり、今朝ありったけの服を着て重ね着して出発していたのに、堀山の家の手前では軽装で十分(アイゼンも不要)。見晴茶屋で3人並んでデッキに座り丹沢山系の景色を堪能した後、最後の力を振り絞り大倉に到着。間もなく到着した渋沢行の臨時バスに乗って帰路についた。
(記 T)


<今後の同山域への計画に対してのアドバイス等>
南岸低気圧通過の降雪で、丹沢主脈の道志側は雪の量が多く、焼山からのルートはトレースがなく、時間と体力を費やしたと同宿の登山者から聞きました。また、チェーンスパイクでは、歩くのに苦労している登山者もいました。降雪時は最新の情報と雪山の備えが必要と改めて感じました。
(記 M)
<コースタイム>
(2/9)相模湖駅(/6:57)=三ケ木BT(7:20/7:40)=東野BT(8:15/8:20)-八丁坂の頭(11:40/11:50)-姫次(12:30/13:00)-地藏平(13:40)-蛭ヶ岳山頂・蛭ヶ岳山荘(15:50/)
(2/10)蛭ヶ岳山荘(/7:10)-丹沢山(9:30)-塔ノ岳(10:50)-花立山荘(11:50)-堀山の家(13:00)-見晴茶屋(13:45)-大倉バス停(14:40)=渋沢駅(15:10/)
<参加者>3名