2023年3月11日(土)(浅間山周辺)黒斑山・蛇骨岳(B1)

投稿者: | 5月 6, 2023

上信越道ICから車坂峠に向かう南側から見る浅間山は雪がほとんどない山容であった。関越道の渋滞があり、予定より遅れて9時20分に車坂峠に到着、標高2000メートル近いものの寒さは感じず、ハードシェルはザックに入れ、軽アイゼン、チェーンスパイクをそれぞれ装着し、車坂峠から中コースを進む。中コースは谷間で展望には恵まれないが、雪も踏み固められており、歩きやすく、テンポよく、表コースとの合流地点に出る。当日は気温が高く、トーミの頭までは雪もなく、ぬかるんだ道を慎重に上る。トーミの頭は小岩峰で東側が切れ落ち、正面の浅間山をはじめ、絶景が広がる。アイゼンを引っ掛けないよう注意しながら、外輪山の尾根を進み、黒斑山の山頂に到着する。山頂から見る浅間山は、右側(南斜面方向)は雪が少なく、左側(北斜面方向)に雪がついており、“ガトーショコラ”で、夏山とは違った綺麗で立派な山容を見せてくれる。黒斑山から外輪山をさらに先に進み、蛇骨岳を目指す。12時に蛇骨岳に到着。風もなく温かい日差しを受け、ここで昼食休憩を取る。蛇骨岳からは、四阿山や草津白根山が見えたが、苗場山は望めなかった。蛇骨岳から来た道を戻る。左に浅間山を見ながら、次は黄金色に輝く、10月半ばの紅葉時期に来たいね等とメンバーで話しながら、黒斑山、トーミの頭を経由して、帰りは表コースを下る。避難シュエルターを過ぎると、展望が開け、正面に篭ノ塔山、湯ノ丸高原が見えるが、その奥にある北アルプスは見えなかった。車坂山を越えて車坂峠に戻る。(記 M)

<今後の同山域への計画に対してのアドバイス等>車坂峠までのチェリーパークラインは除雪されているが路肩に残雪があり、冬タイヤが無難である。ビジターセンター駐車場は9時20分到着時点で満車、帰りに立ち寄る高峰高原ホテル駐車場に駐車した。コースは登山口から積雪があり、圧雪状態で夏より歩きやすい感じであった。表コース・中コースの合流点からトーミの頭までは岩交じりの急登で泥濘状態。黒斑山から蛇骨岳の間は、東斜面が切れ落ちた狭い山道に雪が積もりさらに狭くなっていて要注意である。黒斑山から見る浅間山は南斜面の雪が解け山肌が黒くなっているが、蛇骨岳まで行くと、谷筋に残った細い根雪の白に粉砂糖をまぶしたような浅間山はまさにガトーショコラのように見える。(記 N)

<コースタイム>練馬駅(/6:00)=車坂峠(9:20/9:40)-トーミの頭(10:45/10:55)-黒斑山(11:15/11:30)-蛇骨岳(12:00/12:40)-黒斑山(13:15/13:20)-トーミの頭(13:35/13:40)-コマクサ展望台(14:25/14:35)-車坂峠(15:05/16:40)=練馬駅(19:40/)

<参加者>6名