2023年5月26日(金)〜28日(日) 徳仙丈山・蔵王三山(東北)(A1)

投稿者: | 6月 27, 2023

(5/26)初日は気仙沼駅への移動日。仙台駅とホテルを結ぶ無料送迎バス乗車時刻までの隙間時間を利用し、各々~フリータイムを「瑞巌寺」「五大堂」観光。加えて、松島島巡り観光船「仁王丸コース」乗船し、日本三景の松島湾独特の美しい景色を楽しむ。 (記 S)
(5/27)曇りの予報から好転して、当日は明るい陽射しのある朝を迎えた。宿からタクシー利用し15分程で標高525mの気仙沼側登山口(駐車場とトイレ有り)に着く。登山口には「今シーズンのツツジの見頃はピークを過ぎました、また来年きてね」の看板が掲げられていたが、気を取り直して8時25分に登山口を出発した。緩い登りの登山道を進み、20分程で第一展望台を経て第二展望台へ着く。歩き始めは登山道沿いのツツジの花は既にしぼんで茶色に変色していたが、標高が上がるにつれて鮮やかな花も観られるようになった(徳仙丈山には50万本ものヤマツツジとレンゲツツジが自生している)。第二展望台からお祭り広場を経て9時10分に標高711mの徳仙丈山山頂に到着。山頂からはリアス式海岸が続く太平洋も望めた。山頂で10分程休息してから下山開始、往路とは別ルートで第一展望台を経て9時45分に登山口に到着。(記 H)
(5/28)過去に数回訪れているが、全てバイクでエコーラインを上がってきて、熊野岳を馬の背経由でピストンするだけであった。今回は蔵王三山のプチ縦走という事で参加した次第。蔵王エコーラインをタクシーで上がり大黒天Pで下車。ひっそりと佇む大黒様にお参りしてから登山道に取り付く。整備された道は適度な傾斜で、右に五色岳のミルフィーユの様な断層を眺めながら淡々と歩くと刈田岳の山頂に飛び出る。右手眼下にお釜の緑が鮮やかだ。馬の背を左からの強風を受けながら進むと、避難小屋へ向かう道との分岐に着く。左に折れてゴツゴツした岩場を熊野岳に向けて行くと、吹雪や濃霧の時の為の目印の木製のポール(直径10㎝程)が根元から軒並み折れている。相当強烈な風圧に因るものであろう。熊野神社でお参りを済ませ小屋で雨具を装着、地蔵山へ向けて岩がゴロゴロした下り道を慎重に歩く。山頂を踏むも雨脚が強まってきたためスルー気味に、そのまま一気にロープウェイ山頂駅まで急ぐ。併設のレストランで昼食。雨が収まる気配がないので、急こう配のザンゲ坂を断念。蔵王ロープウェイを2区間乗り継ぎ、温泉街を通りバスターミナルで山形駅行きのバスに乗車した。(記 O)


<今後の同山域への計画に対してのアドバイス等>例年5月下旬に見頃を迎える徳仙丈山のツツジは、開花が早く思い描いていた真っ赤に染まるという山には程遠く残念な結果。HPにて開花状況をチェックしながら訪れるのがベターである。この季節の蔵王三山は、大黒天P登山道脇に咲く山桜が満開で目を楽しませてくれる。(記 S)

<コースタイム>(5/26)仙台駅(/8:15)=松島海岸駅(8:55/9:00)-中央桟橋(10:00/10:55)-松島海岸駅(11:00/11:11)=仙台駅(11:49/13:30)=宿(16:00/泊) (5/27)宿(/8:00)=気仙沼側登山口(8:15/8:25)-第一展望台(8:35/8:40)-第二展望台(8:45/8:50)-お祭り広場(9:00/9:05)-徳仙丈山山頂(9:10/9:20)-気仙沼側登山口(9:45/9:50)=気仙沼駅(12:00/12:23)=一ノ関駅(13:42/13:51)=仙台駅(14:22/14:58)=宿(16:10/泊)  (5/28)宿(/8:10)=大黒天P(8:40/8:50)-刈田岳(9:40/9:50)-熊野岳(10:40/10:55)-ロープウェイ山頂駅(11:45/12:30)-山麓駅(12:50)=蔵王温泉バスターミナル(13:10/13:24)=山形駅(14:00/)

<参加者>5名