11:35参加者全員集合。早速出立。駅からすぐの三沢川さくら通りに出る。人ごみに紛れ三々五々のんびりと桜見物をしながら、ランド駅北通りを京王よみうりランド駅に向かう。頭上にゴンドラを眺めながら、巨人への道と名付けられた297段の階段をゆっくり上がる。左手眼下に読売ジャインアンツ球場があり、試合風景を横目にHANABIYORI入園。入場料（大人:1,200円/シニア:1,000円）を支払い、園内に入ると春休みのせいか平日にも関わらず大勢の家族連れ。空いたベンチに腰を下ろし、ランチタイム。その後13時半からの10分程度のプロジェクションマッピングショ－を鑑賞し、その後は1時間程度の自由時間を園内散策。園内は重要文化財の妙見菩薩像を安置している妙見堂や、京都御所にゆかりのある高麗門等の建造物、カワウソや熱帯魚などの小動物を愛でることができ、老若男女楽しめる。過去の巨人ナインの手形が埋め込まれた散策道をのんびり下って、多摩自然遊歩道に入り小沢城址へと向かう。この地はかって後北条氏と上杉氏の勢力争いの接点として数度合戦があり、今でも城址公園内には空堀や土塁と思われる遺構が残っている。一旦平地に出て、住宅地に入り寿福寺という臨済宗建長寺派で推古天皇6（598）年に開基されたという立派な古刹の見学を終え、巨人軍の寮や日本テレビ生田スタジオ近くを通り、多摩特別緑地保全区を抜け小田急線 読売ランド前駅帰着。思っていた以上の桜見学と素晴らしい景観の街並みハイクだった。（記 K）
＜今後の同山域への計画に対してのアドバイス等＞多摩川沿いの稲城市・川崎市は緑が多く、ウォーキングコースのカスタマイズが楽しい。「機動戦士ガンダム」のメカニックデザイナー大河原氏は稲城市在住とあって、氏のデザインのマンホールや大きなモニュメントが市内各所に設置されていて、ガンダム好きには堪らないだろう。また、国内初～球場と水族館が一体化した「TOKYO GIANS TOWN」構想は2026年グランドオープン。「HANABIYORI」敷地内に2024年温浴施設オープン。数年後はまた新たな建造物と里山散策の融合が楽しむことができるだろう。（記 S）
＜コースタイム＞稲城駅(/11:35)－京王よみうりランド駅(12:30)－HANABIYORI(12:50/14:30)－読売ジャイアンツ球場(14:35)－小沢城址(14:45/14:50)－寿福寺(15:05/15:10)－川崎市農業技術支援センター(15:25/15:35)－菅さくら公園(15:40)－読売ランド前駅(16:10/)
<参加者>10名