山行計画
武蔵五日市駅-勝峰山-武蔵五日市駅-金毘羅山-武蔵五日市駅
・集 合 9:30 武蔵五日市駅 (新宿発8:19発 ホリデー快速あきかわ5号乗車)
・帰 着 15:00 武蔵五日市駅
・費 用 約1,640円 (新宿駅基点)
・地 図 (1/25000 地形図)武蔵御岳、五日市 (昭文社) 奥多摩
・歩 程 1日目約4時間
・参加条件 なし
・申 込 2月26日締切
◎東京百名山候補の勝峰山454.3mと金毘羅山468m 二山に登ります。ゆっくりと歩きましょう。
山行報告
武蔵五日市駅から幸神神社に向かう。幸神神社には、天然記念物の樹齢700年のシダレアカシデがあるので、拝観されるとよい。神社裏の5差路の正面の緩やかな林道を進むと、左に登山口の階段がある。本日はピンク色の梅の花が満開であった。ここから、ロンデン尾根を登ると、林道に合流する。林道を横切り、山道から再度林道に合流して、勝峰山に向かう。勝峰山には桜の大木が多く、花見の季節には良いが、展望が悪いので、山頂手前に、関東平野の展望が広がる場所があるので、ここで休憩すると良い。勝峰山(454m)山頂には、平将門伝説が書いてある。山頂より西に650mほど歩くと、南に延びる幸神尾根との分岐がある。南に深沢山(460m)を登る。途中にある、千年の契り杉・深沢の分岐まで戻り、千年の契り杉を見た。
見に行く価値のある大木であった。
千年の契り杉から深沢の集落に向かうと、民家に出る。民地?と思いつつ、民家の駐車場を通過して車道に出る。山抱きの大樫(東京一)・金毘羅尾根の道標に針路をとり、岩から生えたような樫の大木を通過する。南沢山の尾根を通り、金毘羅尾根に出る。なだらかな金毘羅尾根を金毘羅山に向かう。橋で林道を越えたところに道標があるが、その道標の裏の尾根を通らないと、金毘羅山を巻いてしまうので注意する。琴平神社方面にも、金毘羅山の道標があるので、この山域全体が、金毘羅山と考えたほうが良い。琴平神社には、東屋、トイレ、かつ、展望も良いので、休憩することをお勧めする。ここから、関東平野を望みながら、武蔵五日市駅に向かった。昭文社の地図に記載されていないルートが大半であった。しかし、登山道は明瞭で迷うことはない。今回、「千年の契り杉」「山抱きの大樫」を見た。幸神神社のシダレアカシデを見なかったのは残念である。(K)
<コースタイム>武蔵五日市駅(/9:40)-幸神神社(10:15)-登山口(10:20)- 勝峰山(11:20/11:30)-分岐(11:50)-深沢山(11:55)-千年の契り杉(12:15/12:40)-車道(12:50)-山抱きの大樫分岐(13:00)-南沢山(13:45)-金毘羅山(14:15)-琴平神社(14:30/14:40)-武蔵五日市駅(15:25/)
<参加者>6名
参加者一言コメント
【勝峰山】
●武蔵五日市から歩いて行ける「かつぽうやま」は登山口に「日の出山の会」が作成した標識があり、しっかりとした登山道が整備されていた。途中の展望場所より東京が望める。山頂は太い桜の巨木が並んでいる。帰路は深沢山から深沢集落に下ったが、「千年の契り杉」は見事だ。
●山頂にある桜の古木が花を付けた時に行ってみたい山です。
●山頂付近は展望が開け桜の大木の下にはベンチがあり山頂までの登山道も良く整備されている。山頂は三等三角点が設置され平将門が一夜城を築いて戦った説明版には伝説の森として伝わり、付近には桜の巨木が何本も並び桜の咲く頃はさぞかし壮観なことでしょう。
●昭文社の地図にはルートが明記されていない。日の出山の会が、道標を作成しているので、迷うことはない。
●林道に沿うように山道が続いている。広い山頂には展望の良いベンチスペースがあり、立派な桜の木々が鎮座している。
●年季の入った桜の巨木が立ち並ぶ様子は迫力がありました。桜の季節に来てみたいと思いました。
【金毘羅山】
●今回、勝峰山から深沢集落に下ったため、「山抱きの大カシ」を見て、南沢山経由で金毘羅山に向かった。金毘羅尾根コースを登山道に沿って歩くと山頂を過ぎてしまった。戻り登頂する。道標にある金毘羅山に向かうと社があり、整備されたなかなかいい場所だ。
●山頂はうっかり通り越してしまいそうな山ですが、山全体としては良く整備されて展望のいい山です。
●金毘羅尾根からわずかな細い踏み跡をたどって辿り着いた468mのピークは登山口が明瞭でなくひっそりとしていて山頂と呼ぶにはあまりにも寂しく小さな山名プレートが掛かっているだけでした。
●金毘羅山は何度も登ったと思っていたが、今まで、巻いていたようだ。金毘羅山山頂への道標はないので、注意が必要。
●ピークは分かりにくく、うっかりすると通りすぎでしまうが、展望の良い神社にはトイレがあり、ここも花見の季節に訪れたい。
●地理院地図上の山頂はとても地味でしたが、琴平神社はきもちのよい場所でした。