2000年6月7日(日)大野山(A1)

投稿者: | 8月 19, 2020

山行報告

谷峨駅で集合して見学者2名と共に出発。田んぼの広がるのどかな風景の中を歩き、酒匂川をつり橋で渡ると、しばらく車道歩きが続く。やがて民家の脇の大野山ハイキングコースの案内板に導かれて山道を登る。樹林帯で陽射しは遮られているが、無風でとても蒸し暑い。一旦林道に出て、「頼朝の桜」、ログハウス調のトイレの横を通り抜け、再び樹林帯へ。無人販売所を過ぎて鹿除けの柵を越えると、ジグザグに高度を上げていく。山頂に近づくにつれて、牧草地が広がりはじめる。風が吹き抜け心地よく、新緑の山々の眺めが良い。東屋を過ぎて緩やかに登ると、まもなく広々とした山頂に到着。残念ながら富士山は雲の中で見えなかったが、丹沢湖、丹沢や箱根の山々を見ることが出来た。ゆっくりお弁当を食べて展望を心行くまで楽しんだ後、帰りは地蔵岩コースを下る。このコースは急な下りの階段や、やせた登山道が続いた。ようやく登山口を出て車道に合流し、しばらく舗装道路を歩くと山北駅に到着。昨年の春、山頂の牧場で戯れた牛たちには今日は会えなかったが、駅前のカフェで、その牛の生乳で作ったという美味しいソフトクリームを頂いた。大野山は低山ながら大パノラマを楽しむことができる。桜の季節や秋の紅葉、冬の空気の透き通った頃等々、四季折々訪ねてみたい。(M)

<コースタイム>
谷峨駅(/9:15)-嵐(9:35/9:40)-頼朝の桜(10:00)-大野山山頂(11:15/11:45)-水子地蔵(12:30/12:45)-地蔵岩(12:50)-旧共和小学校(13:05)-山北駅(14:00/)
<参加者>7名