今回のコースは、トレイルランナーの間で「ガイリーン」と呼ばれる外輪山周回コースの前半部分です。塔ノ峰から明星ヶ岳、明神ヶ岳、金時山まで縦走し、仙石バス停に下山しました。コースには登山者だけでなく多くの男女のトレイルランナーが走っており、外国人も多数見かけました。総じて若くて爽やかなランナーたちが多く、我々は道を譲りながらのんびりと歩きました。コースはよく整備されており、アップダウンも激しくなく、非常に歩きやすいものでした。途中鹿と遭遇する場面もありました。鹿は人におびえることなく道を譲らずに草を食んでおり、我々がそっと避けて通りました。富士山が次第に近づいていく様子が印象的で、徐々にその姿が大きくなっていくのを楽しみました。ともかく暑い一日で、身体がまだ暑さに慣れていないため、その点が少しきつかったです。しかしこれも良い暑熱順化の訓練となりました。
(記 K)
<今後の同山域への計画に対してのアドバイス等>
逆ルートでの縦走も可能ですが、富士山が徐々に大きく見える今回のコースの方がモチベーションが上がります。途中エスケープルートもあるので、日の長い春から初夏にチャレンジしてみるのが良いと思います。
(記 M)
<コースタイム>
箱根湯本駅(/8:00)-塔ノ峰(9:15/09:25)-明星ヶ岳(11:03/11:18)-明神ヶ岳(12:33/13:00)-金時山(15:38/16:15)-仙石バス停(17:37/)
<参加者>5名