(4/19)登山1日目。気温は20度を超え、夏のような暑さの中で行動開始。水場が少ないルートのため、多めの水を背負っての山行となった。最初の東海自然歩道は急斜面が続き、焼山を越えた後、秦殻山を通過。秦殻山避難小屋で休憩をとった。整備されたきれいな小屋で印象が良い。この辺りから木道が多くなり、道も比較的歩きやすくなる。昼食は姫次でとった。視界が開け、景色を楽しみながらベンチでゆっくり休憩。ただし木陰がなく、直射日光が強く体力を奪われる。富士山は霞んで見えなかった。気を取り直して蛭ヶ岳へ向かう。木製の階段を登っては下るの繰り返しで、次第に視界が開け、稜線歩きとなる。丹沢の雄大な山並みを眺めながらの行程は爽快だった。頂上直前には急な下り階段の後にさらに登り返す階段があり、そこが最後の踏ん張りどころとなった。蛭ヶ岳山頂は丹沢最高峰で登頂への喜びを感じた。頂上は整備が行き届いていた。蛭ヶ岳から丹沢山へ向かう途中、不動ノ峰休憩所に立ち寄る。2023年8月に新設されたばかりの施設で、清潔感があり快適だった。木道や、植物を守る柵等が多くあり、丹沢の山々は人にとっても動植物にとっても整備されている場所だと感じた。丹沢山を経て、みやま山荘に到着。おしゃれで清潔な山小屋だった。この日は満室。私たちのチームは最後のチェックインだったので、6人中3人は食堂での宿泊となった。夕食のカモ肉ローストが絶品で、長い一日の疲れを癒してくれた。
(記 U)
(4/20)5時30分に朝食、天候は曇り。朝は霧の中に富士山が見えた。6時30分、みやま山荘出発、丹沢山をでてすぐ、ミヤマザクラがあったがまだ蕾だった。小雨が降ってきたので、レインウェアを着る。7時45分、塔ノ岳到着、江ノ島を望む。その後、金冷やしから大倉尾根を下る。花立山荘、堀山の家、見晴小屋でそれぞれ小休止。尾根にはミツバツツジが咲いていた。観音茶屋、テントサイト大展望側を通って、11時25分、大倉バス停に到着する。
(記 F)
<今後の同山域への計画に対してのアドバイス等>
焼山登山口まで、タクシーを利用。今回、蛭ヶ岳山荘が予約で満室であったため、みやま山荘泊にした。主稜縦走も含めて、蛭ヶ岳山荘泊とした方が、行程バランスが良くなる。
(記 M)
<コースタイム>
(4/19)橋本駅南口(/6:45)=焼山登山口BS(7:30/7:40)-焼山(10:05)-平丸分岐(10:35)-秦殻避難小屋(11:00/11:15)-姫次(12:05/12:25)-地蔵平(13:00/13:05)-蛭ヶ岳(14:20/14:45)-不動ノ峰休憩所(15:50/15:55)-丹沢山・みやま山荘(16:40/泊)
(4/20)みやま山荘(/6:30)-塔ノ岳(7:40/7:55)-花立山荘(8:20/8:40)-堀川の家(9:15/9:25)-見晴茶屋(10:10/10:25)-大倉BS(11:25/)
<参加者>6名