2024年6月27日(木)~29日(土)秋田駒ケ岳・七時雨山(東北)(A2)

投稿者: | 8月 10, 2024

(6/27)秋田駒に登るのは3度目である。また、晴れた。田沢湖駅からタクシー・バスと乗り継ぎ8合目。ハクサンチドリ、エゾツツジに励まされ、まずは男女岳へ。一旦阿弥陀池へ戻り、今度は横岳から大焼砂へ。ここの黒砂の荒れ地はコマクサだけの群生地。ムーミン谷に下るとチングルマの花がまだ半分残っており、箱庭的な楽園。男岳への戻りは急坂で、誰かが言った。「足の短いムーミンがここを上るのはツライわねぇ」。晴天の下、田沢湖、そして、鳥海山・森吉山・八幡平・岩手山・早池峰山と北東北の名峰に取り囲まれて、ゴキゲンな山行だった。
(記 G)
(6/28)山行の中日は田沢湖から七時雨への移動日。電車の連絡時間を利用して、各々盛岡観光を楽しみました。平館駅から宿へ向かうタクシーで「北上川北限湧水地」に立寄る。(記 S)
(6/29)七時雨山は、岩手県北西部に位置する双耳峰で北峰1,060m、南峰1,063mであり、新日本100名山、東北100名山に選ばれている。登山口にある七時雨山荘を7:50に出発。朝食の時間を30分前倒して頂き計画より40分早めに出発することができた。日差しの照る、田代平高原の牧野や高原野菜を育てる畑を抜け樹林帯入口で一休み。林はブナをはじめ、ダケカンバ等のある広葉樹が主である。登山道には高さを示す道標が1合目から9合目まであり2合目の看板が3ヶ所あったのは見間違いであろう。ここは熊の生息地であり6合目の看板は、爪痕やかじられた跡のある壊れたものが現在の看板の下に落ちていた。9合目を過ぎ北峰に到着、岩手山をはじめ360度の眺望を楽しむ。名峰岩手山を背景とした記念撮影後、南峰に向かうため急坂を下る。北峰までとは違い人の数も極端に違うのか笹の繁茂が激しい。南峰も北峰と同様に見晴らしがとても良い。帰りは登ってきた道をピストンで戻り出発時間を早めた分、到着時間も同様に早まった。。
(記 O)


<今後の同山域への計画に対してのアドバイス等>
秋田駒ケ岳登山に、人気の乳頭温泉郷に前泊する登山客が多いようで平日でもバスはほぼ満員状態。田沢湖高原温泉郷や水沢温泉郷の宿を選択肢に入れるのも一案。駒ヶ岳8合目への移動手段「アルパこまくさ」バス乗車に便利です。
(記 S)
<コースタイム>
(6/27)田沢湖駅(/9:25)=アルパこまくさ(9:50/10:02)=駒ヶ岳八合目(10:30/10:40)-阿弥陀池避難小屋(12:00/12:20)-男女岳(12:30/12:40)-弥陀池避難小屋(12:50/13:00)-横岳(13:10/13:20)-大焼砂分岐(13:40)-駒池(14:10/14:15)-阿弥陀池(14:45/14:50)-駒ヶ岳八合目(15:40/15:50)=アルパこまくさ(16:15/泊)
(6/28)高原温泉バス停(/8:13)=田沢湖駅(8:45/9:09)=盛岡駅(9:46/9:50)-〈盛岡観光〉-盛岡駅(12:30/12:35)=平館駅(13:17/13:20)=北上川北限湧水池(14:00/14:10)=七時雨山荘(14:15/泊)
(6/29)七時雨山荘(/7:50)―分岐(8:23/8:28)-七時雨山北峰(9:37/9:45)-七時雨山南峰(9:59/10:12)-七時雨山北峰 (10:25/10:34)-七時雨山荘(11:45/12:15)=平館駅(12:45/13:04)=盛岡駅(13:56/)
<参加者>8名