(1/27)小諸駅に向かう車窓から山を見ると、黒い部分が多い。「雪は有るかな?」。地蔵峠の第6駐車場の外れが登山口になっている。先行者のトレースがあり助かる。とは言っても、深いところでは「膝」までの積雪。「雪あるかな?」は杞憂に終わりました。50分歩いたところで、休憩を兼ねて輪カン・スノーシューを装着。ラッセルを交代しながら見晴岳を目指す。樹林帯の急登を登ると、傾斜が緩まり山頂へ到着。北側は樹林があるが、南側は眺望がすばらしい。籠ノ登山・富士山・八ヶ岳・湯ノ丸山が良く見える。景色を満喫してから、往路を下山した。
(記 M)
(1/28)7:30朝食後、急いで支度をして出発。しっかりとしたトレースがついており、歩き始めはツボ足、中分岐でアイゼンを装着。これまでゆるい傾斜だったが鐘分岐から湯ノ丸山山頂までは一気に標高を上げる。徐々に遠くの山々が見え、青空の下に白い木々が現れると気分も一気に高揚する。湯ノ丸山は南峰と北峰からなる双耳峰でどちらも大展望が楽しめる。これから向かう烏帽子岳、その奥に北アルプス、振り向けば噴煙をあげる浅間山、遠くには富士山。山座同定を楽しんだ後、南峰から烏帽子岳への鞍部まで約250m下る。鞍部から三角形の烏帽子岳を見上げる。山腹をトラバース気味に登り稜線に出ると眼下には上田の町並みが広がっており、目の前には子烏帽子岳へ続くビクトリーロード。子烏帽子から先も見晴らしの良い稜線を歩き、烏帽子岳に到着。景色を堪能した後は来た道を鞍部まで戻って、なだらかな道で地蔵峠まで戻る。雪が少ないと言われていたが、十分に楽しめた。(記 A)
<今後の同山域への計画に対してのアドバイス等>
雪山入門コースとして最適。アイゼン歩行は比較的急な斜面から穏やかな傾斜まで含まれていて、さらにトレースが薄いとワカン、スノーシューが必要になりいろいろ経験できる。(記 I)
<コースタイム>
(1/27)小諸駅(/10:00)=地蔵峠(10:35/11:30)-登山口(11:50)-見晴岳(13:20/13:40)―地蔵峠(15:05/泊)
(1/28)地蔵峠(/8:10)-中分岐(8:35/8:45)-鐘分岐(9:00)-湯の丸山(南峰)(10:00/10:10)-鞍部(10:40/10:50)-烏帽子岳(11:40/12:05)-鞍部(12:40/12:50)-中分岐(13:20/13:30)-地蔵峠(13:50/)
<参加者>5名