山行報告
6月21日22日に山梨県の施設で登山研修会を予定していたが、コロナで中止になった。都内日帰りで出来ないかという声が上がり、倶楽部員でプロガイドのAさんが講師を引き受けてくれ、Yさんが江東区の施設を見つけてくれて実施の運びとなった。
9:45に東大島駅に集合、徒歩5分で到着した東大島文化センターは真新しい美麗な建物で、我々にあてがわれた部屋は定員62名の柔道場のような大きな和室。先発隊がパソコンやプロジェクターの設営を完了してくれていて定刻の10時に研修開始。研修内容は以下の通りで多岐に渡り、演習や実技がバランス良く配置されている。危険予知トレーニングは山の写真を見て、潜在しているリスクを指摘するもの。4チームに分かれて発表したが色々な見方があることに驚いた。ロープワーク、三角巾実技では「やってないと忘れるね」という声があちこちから聞こえた。あっという間に定刻の5時になり、大満足の研修会は満了した。
講義：準備から始まる安全管理。行動中の管理
講義：危急時の初期対応
演習：危険の予知と認知、ＫＹＴトレーニング
実技：ロープワークの基礎
講義：登山における運動生理学
実技：救急法の基礎 三角巾使用法等
講義：山の天気
今回の研修会は間近の案内にもかかわらず、見学者を含めて17名が参加し、研修に対するニーズを再確認した。本来であれば、反省会で研修の余韻を噛み締めたいところだが、多人数での飲食はコロナリスクが高いと言われている。じっと我慢して家路についた。(K)
＜コースタイム＞東大島駅(/9:45)－東大島文化センター(9:50/17:00)－東大島駅(17:10/)
＜参加者＞17名