2021年4月18日(日)(奥多摩)天祖山(B1)

投稿者: | 7月 4, 2021

東日原バス停を降りたのは、我々3人ともう一人のみ。静かな山歩きだ。1時間ほど車道を歩き、いよいよ登山道に入ると、ふかふかの土と枯葉の急登が延々と続く。途中細い道の片側が急斜面になっていて、落ちたら一巻の終わりというところがあり、慎重に越える。急登はなお続き、いい加減疲れたころに天神神社に着く。晴れてはいるが、風は強く、体感温度は低い。なお急登をしばらく登り、やっと少しなだらかな尾根歩きとなる。時々急登を繰り返しながら、着いた天祖山山頂には社が建っており、信仰の山であることがわかる。視界は特にない。風をよけ、日向で昼食をとるが寒く、早々に帰路に着く。登りは必死で下ばかり向いていたが、下りは周りを見る余裕がある。ふと右を見ると、木のないところから富士山が見えていた。左を見ると神社のお堂があり、「なるほど、神社は富士山がよく見えるところに建てられているのだなあ」と納得。来た道を下り、予定時間より早くバス停へ到着した。奥深くて静かないい山だった。(記 H)
※八丁橋付近の登山口から最初は急登です。下りは慎重に。

<コースタイム)奥多摩駅(/8:35)=東日原バス停(9:00/9:05)-八丁橋(9:55/10:00)-休憩(10:30/10:35)-天神神社(11:00/11:05)-尾根のとりつき(11:25/11:30)-休憩(12:25/12:30)-天祖山(12:40/13:10)-天神神社(14:05/14:10)-急登入り (14:40/14:45)-八丁橋(15:05)-東日原バス停(15:50/16:17)=奥多摩駅(16:40/)

<参加者>3名

<参加者一言コメント>
【天祖山】
●八丁橋付近の登山口から急登となるが、ここを過ぎると奥多摩稜線らしさがうれしいコース。信仰の山である天祖山には途中に社もあり、山頂には立派な社が鎮座している雰囲気がいい山だ。(A)
●杉の植林がほとんどない、広葉樹に囲まれた明るい登山道で、手付かずの自然たっぷりの山でした。そして標高1700mに立派なお社があったのにはびっくりです。(F)
●ひたすら登って、ひたすら下る山。冬場は気の間から山並みは見えるが、それほど遠景が見えるわけではなく、葉が茂れば、展望は全くないに違いない。それでも、静かで癒される山です。(H)