2020年12月5日 (奥多摩)九重山(九竜山)(A2)

投稿者: | 2月 6, 2021

奥多摩駅で定刻に8人、全員が集合。Lより「バスが混んでいるので歩きましょう」との提案で、徒歩で出発。弁天橋を渡ると、左側に奥多摩病院が見えてくる。鋭角に左折したところで、登山準備をする。住宅地の細い路地を通り、慈眼寺へ出る(この道は分かり難い。病院前バス停を鋭角に左折して後、車道を右カーブして坂を登ると慈眼寺にでます。このルートの方が分かり易い)。慈眼寺後方斜面の墓地中央を上がって行き、突き当りが登山道になっている。ここを右へ行き九十九折に登っていく、踏み跡はあるが草を刈り払っていないので藪を掻き分けて進む。30分で林道へ出る、左へ10m行くと右手に鉄製ハシゴが架かっている。このハシゴを登っていよいよ本番スタート。急斜面に落ち葉が積み重なっていて登山靴が滑って足元がきまらない。ストックや立木の助けをかりてジリジリと進む。鉄塔を過ぎても依然として急登が続く。樹林帯で眺望が効かず苦しい登りが続く。そこへ単独男性登山者が登場し我々をスぅっと抜き去っていく。暫くすると、右側に小河内ダムが見えてくる、その先には七ツ石山が見えて一息つく。いよいよ九重山へ到着!樹林帯で眺望はない。90周年の看板を出して証拠写真を撮る。九重山を下ると東斜面が開けて明るくなる、伐採で一面の杉林が無くなっている。ここから新人のSさんが体験で先頭を歩く。江戸小屋山へ到着し、ランチタイム。アップダウンの後、鞘口山へ到着し御前山からの縦走路と合流。避難小屋跡を過ぎて、大ダワまで下ると「鋸山便所」がある、とても綺麗に維持されている。ここから進路を北へ変えて九十九折に落ち葉の積もった登山道を30分下ると車道へ降り立った。ここからは、1時間10分で奥多摩駅へ到着。解散後、奥多摩ビジターセンターを見学して、ホリデー快速に乗って帰路についた。(M)

<コースタイム>奥多摩駅(/8:35)-奥多摩病院(8:55/9:00)-慈眼寺(9:05)-林道(9:28)-鉄塔(9:32)-920M地点(10:35/10:40)-九重山(10:44/10:50)-江戸小屋山(11:25/11:50)-鞘口山(12:24/12:30)-避難小屋跡手前(12:53/13:00)-大ダワ(13:03)-林道(13:28/13:30)-弁天橋(14:22)-奥多摩駅(14:35/)
※バリエーションルートのため、コースタイムは5分刻みの表示をしてありません。

<参加者>8名

<参加者一言コメント>
【九重山】
●混雑する奥多摩駅から直接上れる静かな山でした。途中で望める小河内ダムの景色が印象的です。
●奥多摩にありながら、入山者の少ない九重山を楽しみました。
●枯葉に埋もれた、急登の先に静かな山頂が、待っていました。
●最初の急登は落ち葉が深く堆積し、滑りやすく難儀しましたが、そこ以外は歩きやすい道が明瞭についてました。静寂ないい山でした。また、プロガイド氏が2人も付いて下さり、贅沢な山行でもありました。
●鞘口山から延びる江戸小屋尾根は上にある九竜(重)山は、静かな山だ。山頂直下約100m手前から見た小河内ダム、奥多摩湖は絶景である。 
●奥多摩駅から歩け、ある意味マイナーな山のようですが、踏み跡もあり、静かな山歩きを楽しめました。
●初めて名前を聞いた「九重山」。人が少なく、静かな山歩きを楽しめました。
●枯葉を踏む音を楽しみながら、初冬の九重山を味わいました。