2020年1月26日(日)(常陸)筑波山V字谷コース(B1)

投稿者: | 2月 10, 2020

山行計画

つくば駅=筑波山神社入口-V字谷コース-男体山-御幸ヶ原-筑波山神社=つくば駅
・集 合  7:50 TXつくば駅 (8:00発のシャトルバスに乗車)
・帰 着  16:30 TXつくば駅
・費 用  約4,000円(秋葉原駅基点)
・地 図 (1/25000地形図)筑波      (昭文社) 赤城・皇海・筑波
・歩 程  約5時間30分
・参加条件 谷筋の岩場を通行可能なかた。 地図読みを学びたいかた。
・申 込  1月22日締切
◎筑波山最難関ルートを歩きます。上りは谷筋のゴルジュやルンゼを通過します。山頂付近は藪漕ぎもあります。交差多く地図読みを要します。男体山を経由して御幸ヶ原を下山します。「これが筑波山?」というバリエーションルートです。昨秋の荒天でコースの風景が変わっていると思われます。過去に行かれたかたも再チャレンジしてみると面白いです。参加される方は事前にヤマレコやYAMAP、ブログ等でルートを予習してください。5名限定となりますので、申し込みはお早めに。

山行報告

まだ暗い夜明け前に家を出るとかなりの雨。リーダーに「無茶苦茶雨降ってますけど決行します?やめませんか?」と弱気のメッセージを送ったところ、「降っているのは南関東だけです」と速攻返信をいただく。集合場所まで電車を乗り継いで行くうちに、リーダーの情報通り雨はすっかりなくなる。

つくば駅からシャトルバスに乗って筑波山神社へ。少し戻った登山道入り口(185m)からバリエーションルートに入る。今回のメンバーはV字谷リピーターのベテラン2名とV字谷初体験の2名。1/2万5000地図とコンパスを手に出発。ベテランのリーダーから色々教えてもらいながらいくつかの分岐をクリア。1時間も歩かないうちに到着したP470m地点のゴルジュから沢沿いを行く。分岐では都度右か左か確認しながら気をつけて登っていたつもりだったが、ちょっとこれは流石にルートから外れているんではありますまいか?と思うほどの悪路になってきて、それまで封印していたGPSで現在地を確認。するとやはり1本右にズレている(後からYAMAPで確認するとP550mあたりで左に行くべき所を右に入ってしまった模様)。トラバースで尾根越えして左の沢に戻れるか少しトライしてみるが、掴めるものもなく落ち葉で足元が滑りやすいので、リーダーが危険と判断し悪路ルートに戻って上を目指す。が、悪路で上に進むにも道がなくなってきて、リーダーが左に入る決断をする。と!ベテランの2人には見慣れた広場が開けたようで、結果オーライ、V字谷ルートに復帰成功。V字谷を象徴するという抱きつきの岩を登った所のテラスが見えるとのことで、悔しがりながらテラスの写真を撮るリーダー。ルート復帰後もゴロゴロ岩登りや藪漕ぎの急登が続いたのだが、ルート外れの悪路や尾根越えのトラバースに比べれば全然楽勝。あっという間に一般道まで登り切り四阿(あずまや)でお昼をとり、男体山山頂を経て無事下山。核心を外した!とリーダーは悔やしそうでしたが、初体験の2名にとってはスリルバリバリ・バリエーションを味わえて、核心より楽しかったんじゃないかと真剣に思っています。(Y)

<コースタイム>つくば駅シャトルバス(/8:00)=登山口(9:00)-V字谷ゴルジュ(9:50)-核心部上の踊り場(10:50)-沢終了・ツメあがり(11:15)-四阿(11:35/12:00)-男体山(12:10)-筑波山神社(13:40/)
<参加者>4名